薬食同源(いしょくどうげん)のおはなし
「薬食同源」とは、薬も食べ物も源は一緒という考えをいいます。
東洋医学は食べることも重要な養生とした自然医学なのです。
薬食同源という理念をもとに考えられた料理が「薬膳料理」と言われてますが、
厳密には以下の4種に分類されています。
①食用:季節や場所、環境に応じて、栄養バランスのとれた膳食。
②食養:体質・季節などに配慮し、目的をもって身体を養う膳食。
③食療:中医学理論により、弁証論治に基づいた膳食。
④薬膳:食療に生薬をあわせ、健康維持、病気の予防や治療効果がある膳食。
〈薬膳料理にとって大切なことは〉
・身体を温める食材か?冷やすものか?(食材の性質)
・気・血・津液への影響と、五臓を養う五味を(酸、苦、甘、辛、鹹)を
考える。
・身体の陰陽のバランスを調和させる食べ物はなにか?
・四季と長夏とのバランスをとる食べ物はなにか?
・自分の体質に合う食材はなにか?(まずは自身の体質を知ることが必須!!)
食養生して治未病を目指しましょう(*^_^*)
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